名鉄 パノラマカーのいた物語 ~別れの日に~
2009年 09月 16日
「ラストパノラマカー」など、定期運用引退後のお別れイベントで活躍した
稼動可能な最後のパノラマカー、リバイバル白帯車こと7011Fとのお別れの日が
とうとうやってきてしまいました。
解体場に向かう、最後の走行シーンを見ることはできませんでしたが、解体場に入った
後の姿には偶然立ち会うことができました。
いちばん手前に写っている車両が、7011号のようです。
順番にクレーン車で吊られ、長年走った地上(レール)ともお別れ。
風を切り裂いて進む、パノラマカーからの景色。
先頭展望席や連続窓から、パノラマカーのまなざしと一体となって見たおもいでの風景は
いつまでも忘れたくありません。
こどものころ、パノラマカーが来るのがいちばんのたのしみでした。
親子2代で、パノラマカーのおもいでをもつ方もたくさんみえるとおもいます。
日常のなかにいた、パノラマカー。長い間、本当にありがとうございました。
ラストパノラマカーイベント時、座席指定券に印刷されていた言葉を最後に書きたいと
おもいます。
「ありがとう キミの雄姿を忘れない・・・。」
17622と16日。さようなら、パノラマカー。
なお、今後もパノラマカーの写真はちょこちょこ出していきます。
また、9月15日の名古屋港線(DE10 1701が担当)は、また次回以降に・・・。